聖剣3低レベルクリア・能書き編



こんにちは。
今回は低レベルクリアです。
恐らく聖剣3のプレイ日記はこれで最後なので、書くべき事は全て書いておきます。
このページは序章の能書き編です。


1・表記について

まずはじめに。今更になるんですが……

当サイトの攻略では頻繁に略称を使用します。
特に「まんまるドロップ」を「ドロップ」と省略しますので、ドロップアイテム(敵の落とすアイテムの事)と区別が付きづらくなっているかも知れません。
少し変わった表現としては「サラマンダー」を「サラーム」と略します。聖剣2からの影響です。

また、神獣ミスポルムの両脇に生えている物体は「触手」らしいです。(書籍による)
しかしこう書くと気持ち悪い感じなので、ここでは「小さいカボチャ」と少々メルヘンチックな表現にしています。
小さいカボチャとおいかけっこしながら戦います。メルヘンですね。

必殺技はレベル1、レベル2、レベル3の三種類あります。
これらの大きな違いは、レベル1必殺技のみセイバー魔法の影響を受け、レベル2以上は敵のカウンターの対象になると言う点です。
デメリットの方が大きいため、やりこみに於いてレベル2以降の必殺技は使用しません。
ここの攻略で単に「必殺技」と言う場合、ほとんどはレベル1必殺技のことを指します。

他に変わった表記としては「与ダメ」「被ダメ」があります。
与ダメは味方が敵に与えるダメージ、被ダメは味方が敵から受けるダメージの事です。
また、味方が戦闘不能になった場合を「死亡」「即死」と呼んだりします。

また、サイトを見ると分かるのですが、筆者は結構な同人オタクです。
文章のノリが独特です。あしからず。


2・ザコ戦について

聖剣3は基本的にザコ敵を全て無視する事ができます。
しかし一部「閉じ込められた!」や「新たな道が、開かれた!」など、そのフロアのザコを全滅させなければ先に進めない場面があります。
このサイトではこれを便宜上「強制戦闘」と呼んでいます。

強制戦闘によるEXP獲得を回避するためには、「ボディチェンジ(魔法)」と「チビデビルの瞳(アイテム)」が必要不可欠です。
これらを使うと、敵を「かいがらハンター」というEXP0のモンスターに変身させる事ができます。
ボディチェンジは光クラスのホークアイが習得しますが、低レベル攻略だと覚えるのは終盤も終盤です。
よって、序盤〜中盤はチビデビルの瞳を使用する事になります。

チビデビルの瞳はその名の通り、天かける道や幽霊船に出現するチビデビルを倒して入手するアイテムです。
しかしチビデビルもEXPを持っているため、瞳の入手は最低限に収める必要があります。
ゆえにチビデビ+αより獲得EXPが低い序盤の敵は普通に倒します。

聖剣3は、味方キャラがHP0になって倒れた場合、その時に倒した敵の経験値は獲得できません。
また、フロアの敵を全滅させて「WIN!」の表示が出た瞬間、全ての仲間が復活し、最後に倒した一体分の経験値のみ取得する事ができるようになっています。
どうしてもザコ戦を行わねばならない場合は、この方法を利用してEXPを削減しています。


3・ボス戦について

そうしたわけで、ザコ戦の問題はアッサリ解決できました。
問題はボス戦です。
ボスは大量の経験値を持っていますが、チビデビルの瞳は効きません。
ボスと刺し違えるとEXP0とか、死の宣告を使うとEXP0とか、パーティ離脱キャラに経験値を全部背負わせるとか、そんなような裏技もありません。
それじゃあどうしようもない……と思いきや、実は例外もあるんです。
ボス戦の経験値を抑えられるパターンは以下の通り。

ボスが複数いる場合
先程述べたように、戦闘不能の仲間は最後に倒した敵のみのEXPを獲得します。
ボス戦も同様で、ボスが複数いる場合は、最後に撃破した敵の経験値のみが入ります。
例を挙げると、大地の裂け目のマシンゴーレム×2、砂漠のビルとベンなんかがそうです。
こいつらは味方を戦闘不能にしてから撃破すると、最初の一体のEXPが入らなくなります。

ボスがザコを連れている場合
ザコを召喚したり、戦闘開始時にお供としてザコを引き連れているボスがいます。
ジェノア、邪眼の伯爵なんかがそれです。
これらはザコを残して倒すと、戦闘不能のキャラにボスのEXPが入りません。
おまけに残ったのはザコなので、チビデビルの瞳やボディチェンジが効きます。
これによって戦闘不能キャラの獲得EXPを0に抑える事が出来ます。

ボスが複数いる場合(特殊パターン)
ちょっと変わったパターンとしては、神獣ザンビエと神獣ゼーブル・ファー。
ザンビエは奥にマグマ、ゼーブルは左右の首があるのですが、これらも別個体のボスとして扱われているようです。
そして、マグマと左右の首はEXP0に設定されています。
これによって、本体を先に倒す事により仲間に入るEXPを0にする事ができます。

また、かなり変わったパターンですが、ミスポルムも。
こいつは左右に小さいカボチャを連れており、撃破する際にそれらが遅れて消滅する事で、倒れた仲間にEXPが入らなくなるようです。
しかし確実ではないため、EXP0になるまで何度か挑戦しなおす必要があります。
※現在は条件が明らかにされたようです。すごいですね。

ボスは複数いないが……
意外な事実です。
戦闘終了直後にパーティメンバー以外がセリフを発するボス戦は、倒れた仲間の獲得EXPが0になる場合があります。
パーティメンバー以外のセリフというのは、

・ローラント城のビルベンの「くっ、覚えてろ!」
・零下の雪原のフェアリーの「マナストーンはすぐ近くにありそうだよ!」
・月夜の森のヘンテコオヤジの「覚えてらっしゃい!」
・幻惑のジャングルの「ワタクシは死にませんヨ!」
・暗闇の洞窟での邪眼の伯爵「ぐはっ…そ、そんなバカ…な…」

確認できた限りではこの五つになります。

これらは通常セリフの直前に仲間が復活する(起き上がって武器をしまう)のですが、ごくまれに倒れたままでセリフが表示され、そのままイベントが進行する場合があるのです。
こうなるとボス戦で得る筈のEXPが一切入らなくなります。

また、これには「撃破した瞬間にボスが詠唱中である事」と言う条件も重なるようです。
詠唱と言うのは、敵が魔法や必殺技を撃つ直前のアクション(暫く動きが止まる)の事です。
この最中にボスを撃破すると、ボスの消滅とセリフが重なってEXPが入らなくなるようです。
ですので、コインや魔法を使ってカウンターを狙いつつ倒すと、ほぼ確実にEXP0が狙えるものと思われます。(セリフを喋るボスは全員カウンター持ち)

ちなみに、「竜帝が生きているとしたら〜」のセリフを喋る都合なのか、雪原ではデュランがいるとパーティ全員が確実に復活する事になります。
ですので、マシンゴーレムS戦で獲得EXPを削減するにはデュランをパーティ外にしておかねばなりません。


以上の条件を踏まえ、EXPを抑えられる敵をリストアップしてみました。
赤字が戦闘不能キャラをEXP0に出来るボスです。

・マシンゴーレムR
ジェノア(ローラント城)
ビルとベン(ローラント城)
マシンゴーレムS
・ビルとベン(灼熱の砂漠)
ルガー
神獣ミスポルム
神獣ザンビエ
神獣ゼーブル・ファー
ジェノア(デュラン・アンジェラ編以外)
死を喰らう男(ケヴィン・シャルロット編)
邪眼の伯爵(ホークアイ・リース編)

これでどのキャラのシナリオを選ぶべきかが決定できますね。
見ての通りデュラン・アンジェラ編は除外されます。後半EXP0になるボスが一体もいません。
主人公はケヴィシャル編とホークリース編の誰かに決定します。
どちらの獲得経験値がより低いかと言うと、ホークリース編の方が3980低い模様。(※)
というわけで主人公はホークアイかリースに決定します。

また、神獣は戦う順番をプレイヤーの任意で決められます。
後回しにすればするほど獲得EXPも増えるため、ミスポルムとザンビエは六体目と七体目に戦う事にしましょう。

(※攻略本のEXPを参考にしたんですが、実は数字が間違っている事が判明。ケヴィシャル編の方が多いのは確実ですが、正確な数値は未確認です)


4・パーティについて

続いて、パーティの選出。
主人公はもちろん上記の二人のどちらかです。

まずホークアイは確定ですね。
ボディチェンジがあればチビデビルを集める手間・それに費やすEXPが大幅に削減できます。
……と言っても習得は終盤も終盤なんですが。これについても後述します。

そして今回はEXPの関係上、必ずリースを主人公にしなければなりません。
(具体的な理由は最後のページにて)
彼女はバランス良し、ダウン系魔法持ちで、戦力的にもいい感じです。

さて残りの一人です。
デュランは留守番です。EXPの節約を優先しましょう。
ケヴィンはとにかく強いです。が、今回は役割がホークアイやリースと被ります。
パーティが弱い場合は魔法が非常に強力なので、あと一人はアンジェラかシャルロットになります。

で、どちらにするかと言うと、筆者はアンジェラにしました。
彼女の魔法なら倒したい敵を狙い撃ちに出来ます。残HPの計算もラクチン。
敵の反撃が厄介そうですが、実は巨大ボス(ビルベンや美獣などの小さいやつ以外)がカウンターを行うのは弱点属性に対してのみ。
小さい敵相手には不利ですが、殆どのボス戦で大活躍してくれます。

そんなわけで、パーティはリース・ホークアイ・アンジェラに決定です。
攻略的にもこの順番がベスト。


5・魔法について

ちょっと話が逸れます。魔法の事です。

このゲームで魔法を習得する条件は三つです。

・魔法を習得可能なクラスについている
・特定のステータスが一定以上の数値になっている
・上二つを満たした状態でレベルアップをする

魔法の習得は1レベルにつき一つ。レベルアップごとに少しずつ覚えていく形ですね。

で、二つ目の条件についてなんですが。
例えばワルキューレのリースは、攻略本によると、精神10でプロテクトアップ・スピードアップ・マインドアップ・パワーアップの四つを習得するとなっています。
このアップ系の習得順はどうなるかと言うと、土・風・水・火の順です。

更にローグやビショップなどで検証してみると、同じステータス条件での魔法の習得順は精霊を仲間にした順番になる事が判明。
つまりは光・土・風・闇・水・火・木・月の順です。無属性は不定。
ウンディーネとサラームの攻略は順不同ですが、魔法の順は水属性が優先になる模様。
(もちろん、ウンディーネを仲間にしていない状態では火属性を先に覚えます)
ただし例外もあり、上級クラスで覚える魔法(セイントセイバーやダークセイバーなど)は下級クラスの魔法を習得した後に覚えます。
更に、ヒールライトは他の光魔法より優先で覚えるなど、習得順は全て決められています。

閑話休題。
今回のプレイでは可及的速やかに「ボディチェンジ」を習得したい所です。
ボディチェンジはホークアイが知性11になると習得できます。
しかし、ステータスには上限のキャップがかかるため、レベルが上がっても知性は上げられない……と言う状況が出てきます。
よって、ホークアイは最短でもレベル22かつ知性11にしなければボディチェンジを習得できない事になります。

リースの方にも少し問題が。
リースのダウン魔法はほぼ無条件で覚えてくれるんですが、順番は上の通りです。
よって、最初に「スピードダウン」を覚えます。一番使わないんですがね……
実用的なダウン魔法はかなり終盤にしか使えない事になりますね。

アンジェラの上級魔法も終盤まで使えないと言っていいでしょう。
ですが、コストパフォーマンス的に考えると初級魔法が一番効率良くできているんです。
よって、アンジェラの上級魔法は全く使いません。問題なし。

また、このゲームは魔法に関するステータスとして「知性」と「精神」の二つがあります。
知性は光属性以外の魔法に対応し、精神は光属性のみに対応します。
魔法防御力も同様で、便宜上「知性魔防」と「精神魔防」の二つに分けます。
ゲーム内のステータスで表示される「魔防」は知性魔防の数値です。

ちなみに、アンジェラの魔法ホーリーボールは精神の値に影響されます。
アンジェラは知性の伸びを優先することが多く、光に対応する曜日もないため、ほとんどの場合は他の属性を使った方が強いです。


その6・EXP配分について

上述したように、一部のボス戦では味方のEXPを大幅に抑えることができます。
しかし当然ながら、一度に戦闘不能にできる味方キャラは二人までです。三人倒れたら全滅しちゃいますので。
ですので、どんなボス戦でも必ず一人は全てのEXPを取得する事になります。
その割り振りによってレベルも変わってきますので、全員が最低レベルになるようなEXP配分を考えねばなりません。

今回の最終的なレベルは リースLv23・アンジェラLv24・ホークアイLv27 となります。
EXPを均等に振れば違ってきますが、今回はレベル23達成のためこのような割り振りに。
ホークアイのレベルが高いのはボディチェンジ早期習得のためです。

そういったわけで、今回の挑戦はホークアイに殆どの経験値を集めます。
次ページからの攻略は、特に断りのない場合はホークアイ一人で戦っています。


その6・リンクについて

文中にリンクがついている事がありますが、ほぼ全てが「聖剣伝説3セリフ集」です。
管理人は私、しまです。
このサイトもセリフ集もリンクフリーです。お好きな場所にリンクしてください。

それ以外のリンクは攻略サイト「nJOY」さんです。
このサイトがきっかけで特殊攻略を始めたと言っても過言ではありません。
こちらは外部のサイトなので、リンクは規約に沿って行っています。


最後に。
今までの制限プレイも含め、筆者は聖剣伝説3をスーパーファミコンでプレイしています。
ソフトもハードもかなりの年代物です。
ゲームの仕様はアーカイブなどでも同じだと思いますが、もしかしたら異なる部分があるかも知れません。


能書きも済んだところで、さっそく行ってみましょう