いよいよ後半戦です。
HPの低さに悩まされる事がしばしばだったものの、クラス1旅よりは苦戦しませんでした。
おまけとして、最後の章でデュラン一人旅の事も少し触れています。
妙にコネタにフォルセナネタが出て来るのはそちらをやってたせいです。
さてガラスの砂漠です。
珍しく昼に来てみたんですが、昼間のここはけっこう地味なんですね。
なんでいつも夜かと言うと、ガーディアンのラストハリケーンが鬱陶しいからです。
鍛えぬいたパーティさえもハリケーン+夜刃の分身斬で全滅する虞があるんですが、今回はハリケーンに関係なく分身斬食らえば即死するんで問題ありません。
途中の強制戦闘はコインを使って慎重に進めて行きます。
ナイトブレードにビクビクしつつ、何とか通過。
神獣ゼーブル・ファー HP9999 アン25
術士にとってはイヤな相手です。
光術のカウンターとしてデス・スペルを使うため、サラーム曜日にして火術で攻めます。
とりあえず左右の首をホーリーボールで撃退。
真ん中の首はまずバットムの瞳。火と嵐と氷のコインを投げ、あとは火術を連発。
アイテムフル活用で行きます。いやこいつ怖いんです。
ほぼ無音の中ジロジロ見下ろされながら詠唱するのは生きた心地がしません。
いつデススペルが来るんだかいつ三連攻撃で死亡するんだか怖くてしょーがないです。
そして案の定デス・スペルで死にました。
さっき運良く武器防具の種を拾ったんですが、ゼーブルに負けたせいで消滅しました。
また狩るしかないか……
二回目。
同じ事の繰り返しです。
やけっぱちで途中からセイントビームしてみました。
……したら カウンターを受けずに倒せました。なんてこった。
こいつは運頼みになって戦略の立てようが無いのがイヤです。
黒耀の騎士 HP17132 アン26
今のコイツはただくろいだけのオヤジです。容赦なく叩きのめしましょう。
セイレーンのツメをつけ、障害物に引っ掛けながら殴るだけで終了です。
大地噴出剣が好きなので見られるとうれしいです。
そして撃破。死ぬ時のボンッが何とも寂しい。
オヤジもまさか息子がここに来ないとは思わなかったのでしょう。南無。
デュランは後半辛い事が多いですが、パーティにいなかったらいなかったで気の毒ですね。
フォルセナの傭兵制度のこと。長いです。
おまけに知識があやふやです。あしからず。
デュランは肩書こそ「傭兵」ですが、そちこちで雇われて戦争に駆り出されると言った立場では無く、国つきの兵士と同じ扱いのようです。
と言うより、彼はどう見ても普通の兵隊です。生まれついてのフォルセナ人で、英雄王陛下に忠誠を誓い自国を守るために戦っています。
傭兵と呼ぶ方がかっこいいですが、しかし何故にわざわざ傭兵と名がつくんでしょう。
ところで、傭兵というのはつまるとこ兵士の範疇ですね。
長くなるので説明はしょりますが、かつての戦争や城の防衛は騎士(封建制により王に仕える者)と徴募兵(領民に軍役が課される)と、報酬のために戦う傭兵の働きが主だったようです。
果たす役割こそ異なりますが、戦場に於いてはこれら全てが「兵士」とされます。
そして封建制と言ったんですが、封建制がファザードに存在するかは微妙なところです。
ロキがフォルセナの城下町に家を構え、そこに妻子も住まわせていたので、ことによると騎士も自分の土地を持っていないのかも知れません。
ファザードでは土地に代替しうる貨幣が十分に流通していますから、そのへんはかなり近代化されているのでしょう。
そんなわけで近代化されているため、労役と言ったものは無く、城の警護にあたる兵達もきちんと報酬を支払われているのだと思われます。
フォルセナ出身であるデュランが傭兵と呼ばれるのはそういう理由かと。
色々と書いてみましたが、やはり聖剣3では傭兵=兵士と言う事ではないでしょうか。
両者が違うと明言はされてませんし、城の兵士達はデュランに対し同僚の如く接して来ますし、アルテナ兵は彼を指して「フォルセナ兵」扱い。
更に、基礎知識編だとデュランの説明は「英雄王に使える若き兵士」です。
ゆえに、このゲームに於ける傭兵と兵士は同じ扱いで良いのでしょう。
兵隊の中ではデュランだけ兵士の服(鎧)を着てませんが、モブと区別がつかないと言うメタ的な理由もありそうです。
ときに、OP以降のデュランは既に傭兵ではありませんね。
国王陛下に暇を貰った以上、本人も傭兵とは自称していません。「オレはフォルセナの傭兵だった」と言い、名乗る時は剣士やファイターの肩書きです。
ED後は騎士になるのでしょうし、本当は傭兵と呼ぶべきキャラでは無かったりします。
正しく傭兵なのは黒耀の騎士です。(アルテナ民にそう呼ばれている)
さて、ドラゴンズホール攻略に行きましょう。
クラス2だろうが最強装備だろうが痛いもんは痛い。ザコから逃げ惑います。
途中の三ボスは省略。魔法でちょちょいのちょいです。
神獣戦では無用の長物だった上級魔法がようやく役に立ちました。
浮島の強制戦闘はひたすらコイン連打で始末。まともには戦ってられません。
魔導師前の連戦はチビデビルの瞳を利用して一体ずつ始末します。
……ですが、なぜかボルダー(魔法反射)ウィザード(魔法半減)ロード(カウンター必殺技)しか出ない。三回やり直して全部こいつらでした。
時間のせいかと思い、夢見草で昼にしたら変わりました。やれやれ。
ウィザードはさりげなくドラゴンよりも打撃が痛いです。
ドラゴン達はさほど強くない上、周囲をチョロチョロするだけで攻撃してこない時があります。かわいいヤツです。
ボルダーとロードは一匹も出ず、半死半生ながら殲滅できました。
紅蓮の魔導師 HP14722 アン31
負けると連戦のやり直しです。それだけは避けたい。
バットムの瞳をかけ、弱体化してから殴ります。
エインシャントの威力どんなもんかと思ったら、HPが17しか残りませんでした。
全快にしといて良かった……
クラス1の時は同条件で半分も減らなかったもので、油断してました。
魔法のクラス補正は大きいんですね。
エインシャント以外は問題無く、あっさり撲殺できました。
紅蓮の魔導師はいつもホセに怒られていたそうです。
想像すると面白い光景ですが、ホセは闇の力に傾倒する紅蓮の事を見抜いていたのかも知れません。
魔法が使えなくとも気にしない国柄のようですし、そこまで必死になる事も無かったんじゃあないかと思うんですがね。
さて、激戦のドラゴンズホールもこれで終了です。
苦労はしましたが、正直クラス1(ホークアイの方)よりずっと楽でした。
かかった時間も向こうの半分くらいなんじゃないかな。
高い知力でコインや魔法を連発できるのは強みですね。
と言っても、デュラアンシャルのクラス1旅は速攻魔法でもっと楽だったんですが。
コネタと言うか何と言うか。また長い話です。
アンジェラは幼い頃から母に顧みられず、寂しい思いをしていたという設定があります。
しかし、ドラゴンズホールクリア後の女王のセリフを見る限り、理の女王は娘に対し叱ったり、抱きしめたりすらしないような母親だとはなかなか思えないのです。
英雄王も「心優しいヴァルダ」と言う彼女、どうして娘に対して母親らしく接せられなかったんでしょう?
そんなわけで四つの仮説を立ててみました。
その一・悪者に操られていた説
女王の性格が豹変したのは、紅蓮の魔導師に心を操られていたせいです。
だったらもしかして、それ以前、アンジェラが幼い頃からずっと操られていたのでは?
……はい ありえませんね。
紅蓮の魔導師が竜帝の死骸を見付け、大魔導師として名を馳せるようになったのは、どんなに古くとも十二年前の事になります。
魔導師の年齢や、お前達この十年間なにやってたんだという疑問も出てきますので、魔導師が竜帝を見付けたのはここ最近、恐らく1〜2年前の事でしょう。
アンジェラの年齢を考えても、彼女が幼い頃から操られていたとするには無理があります。
いちおう、竜帝は死んでる間も心の声で呼びかけたり出来たらしいので、二十年ほど前からこっそり理の女王を洗脳していた と言う事も考えられますが。
その二・魔法で疲れてた説
十二年前の竜帝退治でもフェアリーが地上に現れ、英雄王にとりついています。
フェアリーが現れるのは聖域の一大事。マナが消えかけ、大樹が枯れつつある時です。
つまり、マナの減少は少なくとも十余年前から起こっていた事になります。
理の女王はその魔力により、アルテナとエルランドに春を齎している存在です。
そんなに前からマナの減少に悩まされているんだとしたら、理の女王は温暖な気候を保つために、長い間相当な魔力を費やしているのでしょう。
寝ても覚めても魔法を使い、常にそっちに意識が行ってるような状況なわけです。
そんな状況で娘を構ってあげるのもなかなか難しいか。
その三・自分不器用ですから説
理の女王も人の子です。
娘にどう接していいのか、次代の女王たらしめるにはどう育てればいいのか、色々と悩んでいたのかも知れません。
作中でアンジェラのために祈っていると言うシーンがありましたが、内心では娘の事を想いながら、それが態度には出て来なかったと言う説です。
しかしながら、王族として厳しく育てる必要があるにも拘わらず、叱った事すら無いと言うのは変な話なんですが。
その四・オイラ誤解してた説
獣人王とケヴィンの関係も何とも言えないものです。
しかし彼らの場合、獣人のジョーシキに当てはめてみると、獣人王は息子にそれなりに愛情を注いで育てていたのだとも考えられます。
獣人の世界は強さこそが全て。獣人王はケヴィンを強靭に育て上げるべく、他ならぬ自分自身の手で鍛えたり、直々に奥義を伝授していたわけなので、考えようによってはかなり大事にされてます。
そんな父親の本心に気付いたケヴィンも「あんたを誤解してた」と、EDでは双方和解できそうな雰囲気になっていました。
アンジェラも同様に、自分の求めていた愛情と実際に与えられた愛情に食い違いがあったのかも知れません。
優しい理の女王は娘を叱る事が出来なかった。女王として人々に平等に接しようとする余り、娘を贔屓するような事が出来なかったとか。
……色々と書いてみましたが、どれもしっくり来ない気がします。
単に「忙しくて全然構ってくれなかった」くらいの感覚なんでしょうか?
あれだけ元気で明るいアンジェラが思い悩んでいた様子を見ると、どーも何かあったんじゃないかと思ってしまいます。
ラスボス戦に備えアイテムを用意します。
お決まりのシャドウゼロの瞳と月のコインと、後はアサシンバグの瞳。
ついでにハーピーの牙も。
シャドウゼロ狩りのついでに武器防具の種を拾い、装備も万全です。
Lv | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 回避 | 魔防 | |
アンジェラ | 35 | 452 | 80 | 230 | 254 | 21 | 143 |
さて。これはデュラン・アンジェラ編です。
となれば決まってますね。ブラックラビに行ってみましょう。
六連魔法の回復を上回る火力があるため、スペクターは無しで行きます。
ブラックラビ HP65500 アン35
月のコインとシャドウゼロの瞳を使用。
こちらには三種全てのウロコをかけて強化します。
デーモンブレス+スーパーソニックが痛かったものの、開幕の反撃は凌ぎました。
後は殴るだけです。防具が強いので敵の打撃は1しか食らいません。
こちらの与ダメは113(通常)と273(必殺)。クラス1の時より遥かに高いです。
必殺技を撃った回数を計算し、六連魔法までの残HPを把握しておきます。
……で 数えてたんですが、なかなか来ない。おっかしいな。
ボーッと殴ってたら来ました。X連打するも回復するのに精一杯。ダメだこりゃ。
もう一回ですね。懲りずに殴って再び六連魔法を呼び込みます。
二回目の六連魔法は割り込めました。
ハーピーの牙を何となく7回投げてみたら、凄まじいカウンターの嵐。
(ダメージ的には4回投げれば十分足りる)
アイビーム×3にキルスティンガーにデーモン召喚×2。やりすぎました。
デーモン達に残った牙を投げて沈黙、ブレスを封じて撲殺します。
その後なぜかラビが隅っこで全く動かなくなったため、容赦なく叩きのめしました。
そして撃破。モーグリバッヂも拾えました。
クラス1の時とは違って楽勝です。火力があるっていいなあ。
一通りモーグリ化を楽しんだら、アイテムがもったいないのでセーブを巻き戻します。
この調子ならラスボス戦も余裕でしょう。
ステータスは先程と同じです。
竜帝 HP55551 アン35
考えてみると、魔法の詠唱を待つより殴った方が早いんですよね。
というわけで打撃メインで行きます。
日付はノーム曜日に合わせてあります。
フレア後の属性吸収を避けるため、魔法は土属性のみで攻めて行きます。
竜帝には挨拶代わりの月のコインとシャドウゼロです。
そしてハーピーの牙を9連打。血と汗と涙を喰らえッ!
うっかり状態異常回復アイテムを入れ忘れたので、体色が金・青・緑の時は魔法を連発し、詠唱中は状態異常が無効になる事を利用します。
それにしてもドラゴンっていいですよねえ。
育てるのも乗るのも愛でるのも倒すのも大好きです。
個人的にはワイバーン系の翼竜が好みです。腕はない方が好きです。
竜帝もワイバーン系なんですが、でかすぎて画面に入らないのが難です。
……とか何とか考えてる間に倒しました。案の定あっさりです。
そしてエンディングです。
ホークアイやケヴィンはいずれ首領になったり獣人王になったりするんでしょうか。
ホークはともかく、ケヴィンは性格的にあまり向いていないような気もします。
……と思ったが、ジャドの牢屋で本人が「獣人王の後継者」と自称してました。
脱走するための方便だったようにも思いますが、どうなんでしょう。
ちなみに、アンジェラEDの優先は デュラン>ホーク>ケヴィン>シャルロット でした。
シャルは何気に食いしん坊キャラですね。
アンジェラEDでもランプ花の森でも「かやく」でも腹減ってそうな反応です。
低レベルクリアの話。
聖剣3は仲間が死んでいる場合、最後に撃破した敵(WIN!が出る時)の分だけしか経験値が入りません。
ボスにも同じ事が言えまして、例えばジェノアはザコを残して倒した場合、死んでる仲間に経験値が入りません。
神獣ザンビエも奥のマグマとは別個体扱いらしく、マグマを残して撃破すると死亡した仲間にEXPが入りません。恐らくマグマがEXP0なんでしょう。
画面上に複数の敵がいない場合でもEXP0になる時があります。
ミスポルム、ルガー、死を喰らう男がそうです。
何故上の三体だけEXP0になるのか考察してみました。
ミスポルムは撃破した際、両脇の小さなカボチャがちょっとの間残ってます。
死を喰らう男は分身で三体に増えており、撃破の際に分身が消滅します。
恐らくこれらのボス本体・味方キャラ以外の存在が噛んでるのではないかと。
EXPは敵を倒した瞬間に入るが、死亡キャラはWIN!の瞬間に復活する。
(厳密に言うと、WINのちょっと前に一人目・二人目・三人目の順にHP全快する)
その間にNPCの消滅(?)が割り込むため、死亡キャラにEXPが入らなくなるのでしょう。
ルガー戦は面倒な話ですが、
必殺技・魔法の詠唱中は死なない(詠唱終了まで消滅しない)ため、ルガーが詠唱している時に倒すと、彼が消滅しないまま死を喰らう男のセリフに移行します。
つまるとこ
ルガー詠唱中→撃破→生きてるキャラEXP獲得→カメラがヘンテコオヤジへ→カメラ戻ってルガー消滅・死亡キャラ復活→ルナイベント
の順に起こってしまい、死亡した仲間にEXPが入らないようです。多分。
これ役に立たないかと思ったんですが、他にNPCの出るような戦闘が無いんですよね。
ダンガード戦のフラミーは背景扱いのため無関係。
デュランやホークアイはオヤジとビルベンに対してイベントがありますが、ルナの時のような割り込む形ではないのでダメでした。
聖剣伝説2の方には「ボスの魔法を反射して撃破すると全員EXP0」「ボスと刺し違えると全員EXP0」という結構ぶっとんだ攻略法があるそうです。
しかし3では、魔法反射は紅蓮の魔導師、刺し違えは今回のダンガードで発生しましたが、もれなく全員にEXPが入っていました。
もう少し上手いやりようが無いもんですかねえ。
低レベルクリアに挑戦するのはもう少し研究してみてからにします。
それでは、アンジェラ一人旅もこれにて終了です。
こちらが最終ステータスになります。
Lv | HP | MP | 攻撃 | 防御 | 回避 | 魔防 | |
アンジェラ | 35 | 452 | 80 | 230 | 254 | 21 | 143 |
最後は恒例の反省会です。
・ウロコの種類を間違えない
・武器防具の種はドラン戦前に回収しておく
・アイテムはてきとうに投げない
・計算は真面目に計算する
クラス1プレイで慣れてしまったため、そこら中から適当ぶりが滲み出てます。
黒ラビ戦も、もう少しでデーモン用のハーピーの牙が足りない所でした。
クラス1旅で慣れてしまったせいか、終始随分と楽な旅路でした。
特にクラスチェンジ後は軽い軽い。
これなら他キャラの一人旅もクリア出来そうです。
アンジェラがお気に入りのキャラなお陰で、今回のやり込みも楽しくプレイできました。
特に後姿のポヨンポヨンした髪の毛がかわいいです。
ちびっこ状態になるとますますフカフカしてます。
ついでにデュラン一人旅もやってみました。
が、特に面白い事も無くすんなりクリア。運もあって全滅すらしませんでした。
アンジェラ編に比べるとアイテムも不要、火力体力十分で楽々。
Lv32でクリア、仲間はケヴィンとシャルでした。
今度は低レベルクリアに挑戦してみたいのですが、現在EXPの調査で難航しています。
せっかくなのでもう少しやりこんでみたい所。
また何か始めたら、その時もお付き合い下さるとうれしいです。
それではまた。