聖剣3シャルロット一人旅・後編



さて、後半戦です。
クラスも上がってらくしょーらくしょー……と思いきや、思わぬ苦難の道のりへ。
例のあいつにまたしてもやられています。


ペダンに来ました。
武器と鎧は揃っているので、太陽石の帽子のみ購入。
手間の割にあまり強化されないため、頭とリングの種装備は揃えない事にしました。

神獣ゼーブル・ファー HP9999 シャル27
例のあいつです。案の定苦戦します。
まず左右に光のコインを投げて撲殺するんですが、倒すまでにやたらと時間がかかります。
ようやく本体が出たらデススペルです。
光クラスにしてホーリーボールを持てばもう少しラクだったかなと思うんですが、デススペルの危険は結局変わらないか。
試しに光のコインを温存し、本体に投げたらやっぱりデススペルされました。

どうしようもありません。灰のこびんの出番です。
サラーム曜日なので炎のコインを交えてダメージの助けにします。
が、火力の低さは相変わらずゆえ、やっぱりデススペルで死にます。

卑怯な術には卑怯な手を使いましょう。
???の種集めのついでに、パーパポトを倒してパーパポトのツメを入手。
……しようと思いましたが、全く手に入らず。
デュランがいるので種から聖騎士の証(光属性付与)が手に入るんですが、一人旅のルールから逸脱しそうなのでやめました。
ゼーブルはアンティマジック使いますしね。代わりに灰のこびんを3つ入手。
そして月夜の森で月のコインを拾ってきました。

さて再戦です。
さっさと終わりにするため、左右の首にも灰のこびんを使っちゃいましょう。
そして本体に灰のこびん・月のコイン・嵐のコイン(今日はジン曜日)。
本体の端っこ辺りで攻撃すると、別の首にも同時にヒットし、必殺技ゲージが二倍の速さで溜まります。
ゼーブルさんの唯一のいいところです。
しかしそのまま端の方で必殺技を撃つと、左右の首を狙ってしまい、必殺技が本体に当たらない時があります。真ん中に移動するのがちと面倒。やっぱりイヤなやつです。

本体出現後はヒールライトを使わないようにし、詠唱での時間ロスを防ぎました。
なるたけデススペルを撃つ隙を与えぬよう努め、それでも死にながら何とか撃破。
空しくなるので敗北の数を数えるのはやめました。


コネタ

マナの話。

魔力の源と言うか魔力そのものなんでしょうか。
どこにも書かれてはいませんが、多分MPもマナポイントとかそういう言葉の略です。
そしてマナは取り出すものらしいです。滝の洞窟でフェアリーが水から取り出してます。
ということなので、個々の物質に秘められた力みたいなもんなんでしょう。
マナストーンとマナの関係はシェイド英雄王などが説明していますが、何と言うか はっきりした所は良く分かりません。

マナがないと精霊達は存在できません。
精霊の設定については微妙な所なんですが、精霊の一種であるフェアリーが生物扱いされている上、「マナがないと死んでしまう」と言われているので、精霊達は単純にマナの塊であると言うわけでもないようです。
主人公達が魔法を使う際は、必ず同個体の精霊を呼び出しているので、精霊というのは恐らく一元素につき一体のみ存在するのでしょう。

基本的に主人公は精霊の力を借りて魔法を使いますが、アンジェラやシャルロット関連のセリフを見る限り、主人公以外の人々は精霊無しで魔法を使っています。
魔法を使える人間はかなり貴重なようですね。
使用するのはアルテナ兵とウェンデルの神官達くらいのもので、普通に生活する分には滅多にお目に掛かれない代物なのでしょう。
また、回復魔法で治せるのはケガや状態異常のみで、病気は高位の術士(ヒースや妖精王など)の力でないと治療できないようです。

クラスチェンジもマナの力によるところが大きいようです。
光の司祭によると、十分に経験を積み、マナストーンから力を得られればクラスチェンジがかなうとの事。
……なんですが、フェアリーがいないと何も起こりません。
デュランやシャルのクラスからして、恐らく女神やそれに準ずる者の承認が必要なのだろうと思われます。勝手にナイトやビショップを名乗ったらまずかろう。

EDではマナの樹が枯れ、マナもすっかり失われてしまいました。
セリフを見る限り、樹が枯れた瞬間にマナもぱったり無くなってしまったように聞こえるんですが、実際のところ枯れてからもしばらくは残っているのでは無いかと。
更に、これから新しい女神がマナを生み出して行くので、マナが全く存在しない期間は案外短いのかも知れません。
そうで無ければウィンテッドは極寒の地、砂漠はオアシスが枯れ続けて水不足に悩まされるため、暮らして行くのが非常に難しくなってしまいます。
ちょっとでもマナが存在すれば多少はマシになるでしょう。


死を喰らう男 HP12606 シャル27
にくきヘンテコオヤジです。ポセイドンのツメで叩きます。
三人に分裂しますが、ただビョコビョコ跳ねて鬱陶しいだけです。
厄介な状態異常魔法はそもそも頻度が低い上、兆候が分かりやすいためヒールライト詠唱をぶつけて無効にするのも簡単です。
結局ダクフォ、ブレイズウォール、コールドブレイズの三回で終了。
内心ルーレット・デスにびびってたんですが、まあ滅多に来ませんね。

こいつの本体の見破り方は色々ありますが、ターンアンデッドもその一つです。
ターンアンデッドをかけると本体のみダメージ数値が出ます。ダメージは0ですが。
わざわざ見破るより適当に殴った方が早いんですけどね。

続いて本拠地に突入。ミラージュパレスです。
三ボスは省略。相変わらずギルダーバインはしぶといですが、問題無く撃破できました。
ザコ戦でウロコが減ってしまったため、パレス内部へ入る前に一旦脱出する事に。
ここは道中に強制戦闘がないのが便利ですね。

物資を補給して来ました。
パレスにはドラゴンズホールと同じく、20体ほどとの連戦があります。
ネクロマンサーは他に敵がいるとそちらにヒールライトを優先し、自分を回復する頻度が減ります。 他を回復してるスキに撲殺です。
ドラゴンは障害物をスリ抜けるらしく、倒れた仲間に引っかける戦法が通じませんでした。おまけに妙に足が早いです。
コインがあれば楽なんですが、生憎ゴーヴァ用の光のコインしか持っていず。
ネクロマンサーは闇クラスのくせに光無効なんですね。

堕ちた聖者 HP11543 シャル33
シャルロットのだ〜いすきなヒースですが、泣く泣く戦います。
精神依存魔法は弱いので恐るるに足りません。
おまけにフロアの構造のせいか、紅蓮の魔導師以上に隅へ追い詰めやすくなってます。
HPも低めで、準ラスボスとしては最弱なんですが、そこがまた悲しい。

しかし今回は火力不足ゆえ、ヒールライトを連発されて延々終わりません。
コイン連発しても必殺技ぶちこんでもヒールライトに割り込まれてしまい、膠着状態に。
ブラックカースも連発され、ついにはウロコが足りなくなり、リセット。ゴーヴァからやり直しですがやむなし。
ラスボス用にとっておいた灰のこびんを活用しましょう。

二回目。今度はゴーヴァ後にセーブしてきました。
灰のこびんを使用。ヒールライトの威力が増加しますが、何とかなるでしょう。
やはりHP1/4でヒールライトを使うようです。黒ラビと同じく何度でも繰り返す模様。
今度は割り込みも無く、コインを連発して大人しくなりました。やれやれ。

そして撃破。
シャルロットにとって本当に辛い場面です。
……が、膝をついたシャルのおしりが可愛くてどうしても笑っちゃいます。すまん。
OPの夢でも同じポーズをするんですが、やっぱり笑います。だめだ。
あの二頭身に弱いです。大きな頭とチンマリした体が絶妙。

このイベントはシャルロットメインですが、ケヴィンのセリフも結構好きです。
ここでケヴィンが喋る場合、彼にとってはシャルもヒースも面識の殆ど無い相手になるんですが、それでも二人のために一生懸命です。いいやつです。


コネタ

主人公達の年齢は、アンジェラが19、デュランとホークアイが17、リースが16、ケヴィンとシャルロットが15歳です。
他キャラは特に言及されていないので、推測を交えた年齢の話。

デュランの妹、ウェンディの年齢。
デュランが五歳の時に既に生まれてるので、少なくとも12歳以上という事になります。
セリフを見た感じもう少し幼そうな印象もしますが、15歳のケヴィシャルも子供っぽい口調ですし、あんなものなのかも知れません。
結構なお兄ちゃんっ子なので、デュランは妹を可愛がっている事が窺えます。

エリオットの年も同じくらいのようです。もう少し下かな。
ずいぶんと子供っぽい子ですが、何たってリースが姉なわけですからねえ。
アマゾネスや城の人達にも相当かわいがられていた事でしょう。
あの環境では甘えん坊のお姉さまべったりになるのもむべなるかなと。
OPで弟を探してぷんすかしてるリースが微笑ましいです。

話がずれました。
このゲーム結構キリのいい数字が多いので、ウェンディもエリオットも上の子と五歳差、つまり12歳と11歳なのではないかと思います。
ちっこいデュランと同じく、OPのちっこいリースも五歳くらいでしょう。

ときに、ジョスター王の年齢はいくらぐらいなんでしょう。
作中で一番幼い子供(エリオット)がいる事になるんですが、主人公達の両親の中だと一番年食っていそうにも見えます。
物腰が落ち着いているせいか一人称「わし」のせいか?
このゲーム、おっさんになると一人称がワシになるようです。英雄王も獣人王もルドガーもフレイムカーンもジョスター王もみんなワシです。
十年前まで現役で戦士を務めていた方・今も現役な方が多いので、年齢的には印象より若そうな感じですが。

次です。今度はヒースの年齢。
分かるのは父ベルガーが12年以上前に神殿を放りだされたと言う事のみ。
青年という事なので、恐らく二十代前半くらいでしょう。
考えてみると、ベルガーがいなくなった時期とシャルロットが司祭に引き取られた時期は同じくらいなんですね。
似た者同士というほどでも無いですが、二人が親しくなったのはそういう部分も影響しているのかも知れません。

続いてイーグルとジェシカの兄妹。
ジェシカはホークアイが妹分扱いしてるので、それよりは下なんでしょう。
ケヴィンはリースを「その人」「リースさん」と呼ぶんですが、ジェシカについては「その娘」呼びなので、もしかしたらケヴィンと同じ15歳なのかも知れません。
(同じ場面でデュランは二人とも「その娘」と呼ぶ)
イーグルについては、ホークアイより少し上くらいでしょう。たぶん向こうの方が年上かと。
個人的にはアンジェラと同じくらいのような気がします。

次はニキータ。
ホークアイを「アニキ」と呼ぶからには、彼より年下なのかも知れませんが、かつて恋人がいたと言う事は、それなりの年齢であるようにも思われます。
口調からするとケヴィンやリースと同じくらいにも見えますが、実際どうなんでしょう。
いずれにしろ、ジョセフィーヌさんは姉さん女房な印象です。

ついでの紅蓮の魔導師。
デュランを小僧扱いするからには、彼よりはかなり年上なんでしょう。
見た目からすると二十代前半くらいか。

ところで、大砲や傭兵の存在、家屋や船舶のデザインから見て、ファザード大陸のモデルは現実で言う15世紀あたりです。
(人口は大幅に少ないであろうし、服のデザインや雇用制度はかなり近代的のようなので、一概にいつとも言い難いところですが)
で、当時の寿命はだいたい60歳〜長くて70歳程度だったそうです。
ケガは魔法で治せる一方、病は横行しているようですから、寿命は現実と同程度でしょう。
魔導師は竜帝に命を半分捧げたため、残りの寿命は10年ほどになります。
そんな貴重な余生を、彼は竜帝に仕えて過ごすつもりだったようです。心底魔力さえ手に入れば何もいらなかったんでしょうね。

ヒースの事が出たので、おまけの話。
ヘンテコオヤジにヒースがさらわれたのはシャルロットのせいです。
ですが、あの場面でシャルがいてもいなくても、結局ヒースの辿る道は同じだったのでしょう。
あの時点ではまともにやりあっても死を喰らう男に負ける上、彼は父親を元に戻したかったそうなので、捕まらずともいずれは自ら父の元に赴いていた筈です。
シャルロットやその仲間がフェアリーに会わなければ、ヒースは彼女の命を貰えず死んでいたわけなので、結果的にはシャルが救った事になるのかも知れません。


さて、早いとこヒースを生き返らせましょう。
4つあった灰のこびんを使いきってしまったので、最後に一つ拾います。
パーパポトを倒していたら今更パーパポトのツメを手に入れました。投げ捨てたい。
光属性はラスボスの弱点ですが、この一つのためにアイテム欄は割けません。
月のコインを用意し、弱点属性のツメとコインも購入。

ラスボスはダークリッチですが、恐らくコイツが三ボス中最弱です。
弱点ありな上、ターンアンデッドが有効です。ターンアンデッドが効く唯一のボス。
この特性でケヴィシャル編のボスを張るのはちょっと厳しかったですね。
今回のシャル一人旅でもさして苦労しないでしょう。

ダークリッチ HP49846 シャル34
火と風のツメを付けるため、それらの曜日は避けて戦います。
いつもの通り、灰のこびんと月のコイン。味方はウロコで強化します。
背景が砂漠の時はセイレーンのツメ、水の時はケルベロスのツメで殴ります。
ちょこちょこツメを変えるのが難ですが、この火力でも9コ使い果たしたりはしないでしょう。

こいつは貴公子と違ってデス・スペルを滅多に使いません。
しかも、残り1/4くらいで使うのはプロテクトアップとスピードアップです。微妙。
プロテクトアップはイヤですが、ブラックカースのかけ直しは不要です。

余談ですが、ダークリッチは唯一の月属性弱点がつくモンスターらしいです。
と言っても、味方の技で影響するのはムーンセイバーくらいのもの。
木属性弱点のモンスターの方は一体も存在しないようです。

そんなこんなであっさり撃破。
クラス1旅でなぜケヴィンを主人公にしなかったのかと今更後悔しています。

そしてEDです。
……やっぱり感動の場面でシャルのおしりです。むこう向いて膝着くのはダメだって。
しかしヒースが無事だと分かってるからほのぼのできるんですよね。
最初はディラックの轍かと思いました。大団円です。


コネタ

ターンアンデッドの話。

ビショップシャルロットが覚える「ターンアンデッド」。
効果は「術者よりレベルの低いアンデッド族に999ダメージを与える」。
……なんですが、この「アンデッド族」と言う縛りが結構な曲者です。

まず、スペクター系には効きません。どう見ても幽霊なんですが。
ゴーヴァにも効きません。
死を喰らう男にも効きません。「私は死にませんヨ」と言う癖に。
ヒースも無効です。「私も父によってアンデッドの体になっている」のに。
当サイトで散々死人扱いしている黒耀の騎士も、当然効きません。
しかし、何故かダークリッチには有効です。ラスボスがそれでいいのか。

色々と試してみて、有効だった敵は以下の通りです。

・カーミラ、カーミラクイーン
・ゾンビ、グール
・プチドラゾンビ
・ダークリッチ

似たような魔法のデス・スペルはこいつらにも効きます。
ですので、残念ながらデス・スペルより使いづらい魔法と言う事になりますね。
消費MPはかなり違うので、敵によって使い分けるのも手でしょうか。

ちなみに、デス・スペルとターンアンデッドはともにカウンターの対象になりません。
魔法に対して必ずカウンターを撃つ敵(ウルフデビル等)も、これらには反応しません。
というわけで失敗しても安心です。


シャルロットの一人旅も終了しました。
こちらが最終ステータスになります。

LvHPMP攻撃防御回避魔防
シャルロット34 4797523026621118

今回は反省会無しです!
今までの制限プレイの知識をフル活用して攻略しました。
出来るだけ瞳アイテムを使わずに倒すと言うのが目標だったので、無駄な死亡もまあ許容範囲です。

「シャルロット一人旅で光クラスと闇クラスどっちを選ぶべきか」と言う問題について。
今回は闇クラスにしましたが、はっきり言って光の方がおすすめです。
灰のこびんは便利ですが、入手の手間は瞳を集めるのとさして変わりません。
光の方が使える魔法が多いため、代用アイテムでアイテム欄を圧迫しないのも利点です。

一人旅ながら、仲間達も陰ながら活躍してくれました。
特にケヴィンは大活躍です。
マシンゴーレムS、ビルベン(二回とも)、ギルダーバイン(二回とも)と五度もザコを引っかけて足止めしてくれました。

最後に言いわけというか何と言うか。
文面の端々に滲み出ていますが、当方シャルロットが大好きです。
読み返してみるとつくづくデレデレですね。お恥ずかしい限りです。


セリフ集も完成し、制限プレイもあらかた終わりました。
あらかたやり尽くした所で、最後は低レベルクリアでもやってみましょう。
(ホークアイとリースの一人旅については、プレイはしますが日記は書かない予定です)

依然EXPの解明に難儀しているため、低レベルクリアには少々時間がかかりそうです。
コネタのネタも多少残っている事で、またその内書いてみるつもりです。
それではまた。

2015.1.24