最後はおまけのページです。
つまらない、根拠が弱い、分かりづらい等の理由でボツになったコネタ集です。
何とも言えないネタでお恥ずかしいんですが、まあオマケと言うことで。
4-1 容姿の話
キャラクターの見た目の話です。絵がないので分かりづらいですが。
最初はデュランの事。
ゲーム中では兜を外すとデコっぱちですが、デュエリストの絵を見ると前髪もあるようです。
服は左右非対称の妙なデザインです。ドットだと長袖だったりする時もあります。
イラストによって、髪の色は焦茶だったり赤茶だったり、目の色は紺だったり赤茶だったりと、他キャラに比べて見た目にばらつきがあります。
パッケージ絵では鼻に絆創膏しているように見えます。ただの影か?
アンジェラはドットだとポニーテールになってます。
あの服は前開きのようです。チャックなどは無さそうな世界ですが、ボタン留めでしょうか。
胸の部分のピンクのやつは裏地の折り返し部分なのかと思ってましたが、イラストを見るにそうではなく、縁飾りとして縫い付けてある? ようです。
いずれにせよ脇で途切れており、背中には無いらしいです。
これまた分かりにくいんですが、首に紫のチョーカーを付けてます。
また、イラストのアンジェラは短いブーツで、ドットのアンジェラは膝下までのロングブーツです。
リースの服は肩紐の部分もあるようです。
イラストを見ると右肩にワンピースの縁が見えます。そこで肩の防具を留めてるのかな。
頭の羽根はカチューシャになっていて、額の宝石とはそれぞれ別パーツのようです。
手袋のデザインも少し変わってます。ああいう手の甲を覆う手袋ってかわいいですね。
髪の毛はものすごく長いです。イラストによっては地面につくほどあります。
次はホークアイ。
帯はイラストだと左脇に結び目がありますが、ドットと磯野さんのイラストだと両脇から一本ずつ生えてます。謎。
膝下のブカブカした物体は多分ゲートル(ブーツの砂よけ)です。あれを外すと、他キャラと同じような折り返しつきのブーツになってるらしいです。
ちなみに、ホークも髪の毛がかなり長いです。
後ろ髪の長さで言うとリース>ホーク≧アンジェラです。絵によっても違いますが。
ちなみに結城氏(イラストの方)の画集によると、本来は銀髪らしいです。
今度はケヴィン。
ホークアイと違い、帯はいつも腹の真ん中で結んであります。上級クラスも全て同じ。
また、言うまでもなく筋肉ムキムキです。
が、イラストを見るとデュランは勿論、ホークアイも相当のムキムキです。筋肉トリオです。
どうでもいいですが、ケヴィンはグラフィックの色指定のミスが多いです。
(クラス1での髪の色と肌の色がよく似ているためかと思われる)
そのため、髪の青いクラスでは肌までもが青くなったりします。
イラストの衣装はケヴィンが帽子・ホークアイがバンダナなんですが、ゲーム中の頭装備はなぜか逆に設定されています。
最後にシャルロット。
あの青い服のイラストは五枚ほどありますが、見事に一枚たりとも首が見えません。
よって首周りのデザインが全く分からんのですが、ビショップの絵から類推するとハイネック+前掛けのようです。
袖はけっこうダボダボしてます。ぴーひゃら笛を吹くときの袖口がかわいいです。
画集の話。
イラストレーションの結城信輝氏は、同人誌で聖剣3の画集を出しています。
スクエアの許諾ありきの発行なので、半公式と言えるものでしょうか。
内容としては、新規の絵はほぼありません。
攻略本などに載っているイラストとそのラフのまとめです。
ホークアイとリースのラフは、公式絵とは違う構図が一枚ずつ載っています。
興味深い話を抜粋すると、ホークアイは本来銀髪だそうです。
スクエアからの参考資料の印刷が濃い目に出ていたため、紫がかった色になったそうで。
元々はワンダラーやナイトブレードくらいの色らしいです。(それでも少し紫っぽいですね)
上級クラスの衣装のデザインは、全て結城氏のオリジナルのようです。
武器だけは高橋氏のデザインしたものです。
一部の衣装はかなりの変遷があり、見ていて面白いものになっています。
また、あとがきのイラストにてアンジェラの後姿が載っています。
胸のピンクの部分は脇で途切れており、背中はややV字型のデザインになっています。
腰についた燕尾は付け根が丸みを帯びており、臀部を半分覆うような形になっています。
あとがきでは全体的にシャルロットの登場回数が多いんですが、首周りのデザインは謎のままです。いずれも首が描かれていません。
イラストが大きなサイズで見られるのは元より、作成秘話や結城氏のコメントが載っているので、ファンならばお勧めしたい一冊です。
4-3 歩みの話
聖剣3のドットはよく動きます。
元気いっぱいの主人公達が笑ったり泣いたりしつつ、画面を所狭しと動き回る様子は、このゲームの大きな魅力の一つと言えるでしょう。
今回はその歩き・走りの動作に着目します。
キャラクターの走り方は、歩き方の動作をベースとし、より足を大きく上げた形になっています。
一歩ごとにジャンプしているような動きです。
そのため、歩き方を中心として考察する事にします。
デュランは肩を揺らすようにして歩きます。男っぽい歩き方ですね。
それ以外はごく普通と言ったところでしょうか。
北を向いて歩く時は髪が良く動き、モールベアのような後ろ姿です。
歩き方とは無関係ですが、後姿を見ると、デュランの兜は後頭部まで繋がっている事が分かります。
アンジェラは手を左右に振ります。いわゆる女の子走りと言うやつでしょうか。
また、ポニーテール(ドットでは髪を縛っている)の先が丸く広がっており、動きに合わせて上下に揺れます。ポヨンポヨンとしてかわいらしいです。
腰から伸びた燕尾の部分も左右に動きます。揺れ物が多いですね。
ケヴィンはかなり特徴的です。
上半身をやや前傾姿勢にし、足を大きく上げて地を踏みしめながら歩きます。
腕の振りは最も大きく、デュラン以上に肩を揺らし、手が真後ろに来るほどに動きます。
獣人形態もほぼ同じ歩き方ですが、南向き(正面向き)の走りに大きな特徴があります。
攻撃のモーションを流用しているため、交互に拳を突き出しながら走るのです。
シャルロットも同じく特徴的です。
ドットの彼女の体型は、球体の胴体に腕と靴が生えている(つまり星のカービィとほぼ同じ体系)なので、歩き方にもその特色が出ます。
脚部が無いため、歩く際は靴が動きます。
よく見るとケヴィンと同じような、靴を大きく上げて地面を踏みしめる歩き方です。
腕の振りも足に合わせて、かなり大きく前後に振ります。
小さい体で一生懸命に歩いている風で、かわいらしいものです。
ホークアイとリースは揃って普通です。
ごく普通に腕を振って足を交互に出して歩き、走ります。
強いて言うならばホークアイの方が肩が動く(やや男っぽい)程度でしょうか。
どちらも結んだ髪が左右に大きく揺れます。
ホークアイは帯もよく動きます。アンジェラと同じく、揺れ物が多いキャラです。
男女差がはっきり出ているのがデュラン・アンジェラ、特徴的なのがケヴィン・シャルロット、ホークアイ・リースは平均的と言ったところです。
性格にぴったりの仕草で、よく考えられているものです。
続いて、ちびっこの歩き方について。
ちびっこ状態は非常に小さなドットですが、通常状態とほぼ同じ歩き方をします。
強いて言うならアンジェラが腕を振り上げているような、少々変わった歩き方をします。
また、細かい所なのですが、リースのみ横向きのアニメーションのコマ数が一つ多いです。
他キャラは「右足を出す・直立・左足を出す」の3コマですが、
リースのみ「右足を出す・足を下ろす・左足を出す・直立」の4コマになっています。
武器を持っている際は、通常はすり足のようなにじりよる動作を行います。
しかし、場合によっては歩いたり走ったりする事も可能です。
その場合の仕草は、通常時の手に武器を足しただけで、動作は同じです。
デュランの盾も同じです。彼は腕の動きが大きいので、盾を振り回しているような仕草になります。
4-4 年齢の話
この世界、成人年齢が16歳です。
と、以前書いたのですが、確たる根拠はありません。
何故に16としたのかは以下の理由。
・シャルロット(15)のセリフ「もうーすぐ、オ・ト・ナ!」
・デュラン(17)が酒を飲める
・リース(16)がどうやら成人扱い
・17歳から成人だとするには数字が中途半端である
シャルの台詞から、年齢にオトナとコドモの境がある事が分かります。
もうーすぐと言っているので、年齢的な節目も存在するのでしょう。
そしてデュランがOPで自棄酒しています。
言動はまだ小僧っ子ですが、デュランはきちんとしたオトナのようです。
ただし、子供が酒を飲んではいけないとは明言されていませんが。
扱いについては微妙な所なんですが。
リースはアマゾネス軍の一員です。リーダーです。
王女とは言え、未成年を軍団長には任命しないでしょう。
彼女より一つ下のケヴィンは、喋り方と言いまだまだ子供のような印象です。
最後は文字通りです。
17歳というのはかなり中途半端な数字です。
それよりは15歳までコドモ、16歳からオトナとした方がきりがいいですね。
そんなようなぼんやりした理由から16歳としています。
そうなると疑問なのが、17歳のデュランが去年の剣術大会で何してたかと言う事です。
周囲の反応からして、優勝は今回が初。
本人曰く、紅蓮の魔導師のせいで「生まれて初めて敗北を喫した」そうなので、前回負けたと言うのは考えがたいところです。
ステラおばさんのセリフからすると、ロキが英雄王を倒して優勝したのも一回きりのようですし、実は剣術大会はかなり頻度が低いのかも知れません。(攻略本には年一度と書いてありますがね)
……まあ「17で傭兵になって剣術大会に初出場した」と考えるほうが順当ですな。
他にも16歳成人説は色々と怪しい反証があるんですが、16だろうと17だろうとあまり変わりはないかも知れません。
成人かどうかで大きく異なるのは飲酒の可否ですが、リースやケヴィシャルはお酒を飲むような子ではありませんね。
4-5 飲酒の話
特殊攻略の記事にて触れていますが、飲酒の話。
デュランがOPで飲んだくれている事から、ファザードでは少なくとも17歳以上で飲酒が可能なようです。
これに該当するのはデュラン・ホークアイ・アンジェラの三人です。
法律(?)上はともかく、実際にいけるかどうかと言う考察です。
ホークアイは酒が飲めない、もしくは飲まないようです。
この根拠は、ナバールのカウンターで言われる「あんたがここに来るなんて珍しい」というセリフです。
そのセリフを言われる場所は、レイアウトからして(明言されていませんが)どうやら酒のカウンターのようです。
ホークは滅多に来ないそうです。つまり酒も飲まないのだと言う事でしょう。
以上の事から、ホークアイは下戸もしくは酒を好かない性格という事が推測できます。
デュランはOPで飲んだくれていますが、それ以降も全く酔ったような素振りがありません。
相当なザルのようです。
というよりあの状況のデュランは、ケガも治っていない上、酒を浴びるように飲み、一睡もしなかったにも拘らず、朝になって威勢良く旅立っています。
ザル以前にすさまじい体力です。
アンジェラの方は、雪国生まれなので、体を温めるため少しは飲むかも知れません。
と思いきや、アルテナは常春の国です。
本人もかなり子供っぽい性格なので、あまりお酒を飲むような印象はありませんね。
4-6 長さと重さの話
主人公達の身長は以下の通りです。
ホークアイ178cm デュラン175cm ケヴィン170cm
リース167cm アンジェラ165cm シャルロット132cm
続いて体重に行ってみましょう。
ケヴィン73kg デュラン70kg ホークアイ68kg
リース54kg アンジェラ48kg シャルロット30kg
ホークアイが一番長身で、体重はケヴィンが一番重くなっています。
身長は順当な所、体重は要するに筋肉の順ですね。
全員年が近いと言うのもあって、シャル以外はほとんど似たような数字です。
こうして見るとやはりシャルロットの小ささが顕著です。
ところで、モンスターの体高はどうなっているんでしょう。
攻略本によると、獣人は人間より一回りほど大きいんだそうです。
それと、ぱっくんトカゲは人間を丸呑みできる大きさだと言う事も分かります。
ラビやバットムなどはこれほど大きくは無いでしょうが、少なくとも人間が襲われて痛い思いをする程度のサイズではあるんでしょう。
4-7 出身地の話
主人公の生まれた場所は、デュラ・アン・リースはそのままOPの場所です。
ホークアイは孤児ゆえに不明、シャルロットはエルフの村ディオール。
それじゃあ、ケヴィンはどうなんでしょう。
普通に考えるとビーストキングダム(ビースト城)で、NTT出版の基礎知識編にも「出身地:ビーストキングダム」とあります。
しかしそうなると、ケヴィンの母親がビースト城で暮らしていたと言う事になります。
同じく基礎知識編に「母親が幼いケヴィンをおいて、ビーストキングダムを立ち去ってしまった後は〜」と書いてあるんですが、よく考えたらちょっと不思議な話です。
まず、ビースト城の獣人は人間に憎しみを持っています。
獣人王のお嫁さんと雖も、そんな世界で人間が暮らしていくのは厳しいものがあるでしょう。
獣人達にとっても目の上のたんこぶな筈ですが、獣人がケヴィンの母君について触れるのは「考えてみりゃ〜」の一言。
昔の事とは言えあっさりした反応で、その獣人はケヴィン母が病死した事を知りません。
ケヴィン母がビースト城で暮らし、城で亡くなったとすれば、獣人の誰かが必ず真相を知っている筈で、十年もケヴィンに全く知らされなかったと言うのは考えがたいところでしょう。
そして、ビーストキングダムは獣人王が建国した新興国です。
ですので、ケヴィン母が亡くなった以降に建てられた可能性も出てきます。
建国以前の獣人は他のどこか、ミントスのような村で暮らしていた筈ですので、もしかしたらケヴィンもそんなような場所で生まれたのかも知れません。
最後にボツになった理由。
・あの獣人王のお嫁さんである。人間とは言え特例中の特例だった
・獣人王の緘口令が徹底しており、誰一人として病死の事実をケヴィンに口外しなかった
こう考えれば普通にビーストキングダム出身です。お粗末様でした。
4-8 村と町の話
「ファザードにはゲーム中に登場する以外の町や国が存在するのか?」という話。
かなり散漫な話です。
シャルロット編にて、ヒースは謎の光の調査のためアストリアへ出かけます。
シャルはそれを追って洞窟に墜落、他の仲間に助けてもらってアストリアの宿で休みます。
シャルはアストリアの宿にいますが、ヒースや他キャラは一体どこで何をしていたのか?
シャルがアストリアで過ごした晩、ヒースや他キャラはアストリアに泊まっておらず、ジャドには当然入れません。
と言う事は、あの周辺に他の町があり、そこで泊まっていた可能性もあります。
これが第一の「他の町が存在する」という根拠です。
しかしこれには反証もあります。
あの世界は昼と夜の影響を受けず、夜でも平然と活動できます。
つまり、ヒースや他キャラは夜の間宿を取らず、ラビの森周辺の探索を行っていたという可能性もあると言う事です。
そう考えると、アストリア近郊に町はありません。
次です。今度はホークアイのセリフから。
以前も書きましたが、ホークアイは王制が大嫌いです。
理由も結構具体的です。「貧しい者から平気で金を巻き上げるから嫌い」だそうです。
とすると、ホークアイはそんな国と王様を知っているのかも知れません。
しかし、ファザードに於ける諸侯の存在は考えにくいものです。
アルテナは環境からして、港町エルランドとアルテナ以外に人が住めません。
そしてアンジェラに親戚はいないでしょう。いるとすれば術不能の王女より、そちらを王位後継者に選ぶ筈なので。
また、OPのリースがどこにも行く当てが無かった事から、ローラント王家が助力を請えるような存在も無いようです。
それらの国に諸侯が存在しないのですから、過酷な環境の砂漠に小国が存在するという可能性も低そうです。(全く無いとは言いきれませんが)
ホークアイのセリフは単なる偏見とも考えられます。
フォルセナはどうでしょう。
騎士達が自分達の領地を持ち、それらが小さな町や村になっているかも知れません。
……と言いたい所ですが、このサイトでは「騎士は土地を持っていない」と結論付けていました。
まあフォルセナ侵略時に騎士が誰もいなかったので、騎士は普段別のどこかに住んでいる可能性もあります。
しかし有事に駆けつけられない騎士ってのもありえない話ですね……侵略時はプレイヤーの見えない場所で戦っていたんでしょう。
それにしても散漫な話です。
結論としては、「何か無さそうな気がする」という事にしておきます。
ドワーフや獣人があれだけ数が少ないのですから、人間もそんなに多くはないのかも知れません。
ちなみに、シャル編を見ると、ヒースは二日ほどでアストリアの調査を行っています。
しかしアストリアの老婆は「ヒースは最近この町に来ていた」と言ってます。
上記のセリフを言うのは、普通に考えるとヒースが来た翌日あたりです。
昨日もしくは一昨日の出来事ならば、あまり「最近」と言う表現は使わない気がしますが。
この事や夢見草の設定を考えると、聖剣3の世界の時間はかなり特殊なのかも知れません。
4-9 人種の話
デュランは大地の裂け目にて、アルテナ兵から一目でフォルセナ兵である事を看破されます。
ホークアイもローラント城で主人公達からナバール兵扱いされてます。
ケヴィンはアストリアの老婆や、ミントスの老人から獣人である事を見抜かれています。
着てる服のせいかも知れませんが、もしかして容姿で分かるものなんでしょうか?
髪の色や顔付きで人種が出るのかと思い、ちょっと調べてみました。
聖剣3のモブ達の髪色は、おおむね水色・青・紫・金色・茶・赤茶・桃色に分けられます。
これらを大ざっぱに数えて集計してみました。
結論から言うと、どこも金髪と青・水色の比率が非常に高いです。
ウェンデルとローラントは金色が多めです。
シャルロットからしても、ウェンデル人は金髪が多いのかもしれません。
ローラントはほぼアマゾネスなんですが、モブも全員金髪です。(老婆は水色にも見える)
王族達も金髪なので、ローラント人も金髪と言えるでしょうか。
アルテナ人も金髪多め、かつ桃・紫が同比率でした。
アンジェラと理の女王も赤みの強い紫色なんで、アルテナ人はそういう系統の色が多いんでしょう。
アンジェラもイラストによっては青紫に近い色なので、ほぼ一般的なふつうの色ですね。
とがり耳については以前触れた通り、アンジェラ以外は分かりませんでした。
獣人達はモブが少ないんですが、老婆と獣人以外のモブは茶・青・金髪でした。
獣人は金髪である事を考えると、やはり金髪の比率が高いようです。
ケヴィンは半分人間なので、獣人達に似てなくともおかしくはない筈なんですが、上に書いた通り獣人そのもののようです。
父親似なんですね。彼もいつか獣人王のようなムキムキ大男になるのでしょう。
ケヴィンも耳が尖っているんですが、とがり耳が獣人の特徴がどうかは分からず。
獣人がみなとがり耳だとすると、上述の老人達は耳で判断したんでしょうか。
ナバールは何とも言えず。
そもそもサルタン・ディーンとは肌の色が違います。拾われ子も多い事で、砂漠の辺りとは人種が違うのかも知れません。
おまけに、ニンジャ以外のモブが四人ほどしかおらず、サンプル数が足りません。
いちおう、モブ達は全員青と言える色でした。
ジェシカも青、ホークアイもそんなような色ですし、まあナバール人は青系が多いと言えるんでしょうか。
余談になりますが、フレイムカーンはドットだと白髪っぽく見えますが、イラストだとヒゲが黒いです。ヒゲじゃなく影の可能性もありますが。
フォルセナは水色まみれ。
なんと茶髪はデュランただ一人です。
何を以てアルテナ兵達は彼をフォルセナ兵と見做したんでしょう。剣か?
その上デュランの家族、オヤジは桃色(汎用グラですが)、母上は緑、息子は茶、娘は金髪、伯母も金髪と、色がてんでんバラバラです。
そもそもデュランの髪色は赤毛っぽいのと焦茶の二種類あります。謎です。
(公式イラストでは赤と焦茶の比率がちょうど半々程度で、どちらが本式とも言えず)
最後にとんでもない例外がありましたが、殆どの主人公は出身地にありふれた毛色をしているようです。
……と言うより、「ファザードでは金髪と青髪が一般的」が結論です。
顔立ちについては、主人公と一部のキャラしかわからんので何とも言えず。
名前の系統も国によって分かれているというわけでもないですね。
4-10 人外の話
人間以外の種族のこと。人型の話や亡者の話と被る話ですが。
獣人と呼ばれているのはいわゆる狼男(女性もいる)達ばかりです。
ニキータのような猫型人外は「ネコ族」と呼ばれています。
ここでちょっとした疑問なんですが、狼男のみが「獣人族」という種族なんでしょうか。
それとも獣人という括りにネコ族も入っているんでしょうか。
獣人が人間から排斥されていたのはゲームからも分かりますが、ネコ族もそうであるかと言うと微妙なところです。あのアウトローな暮らしは習性のようなんで。
魔族もまちまちです。
吸血鬼な邪眼の伯爵、化け猫の美獣、メリノ種(羊)の角生やした黒の貴公子と、全員特色が違います。
邪眼の伯爵は魔族ですが、似たようなモンスターのカーミラは「アンデッド族」です。
美獣も獣人と類似する特徴がありますが、こちらも魔族扱いです。
ときに、このゲームでは魔族=魔物であるようです。
美獣がダークキャッスルにて「我々魔物」と自称しています。
魔物=モンスターと言う記述は無いので、これが同一かどうかは不明です。(どうやら別扱い?)
ところで、アンデッドについて。
ゲーム中ではゾンビ系、カーミラ系、ケヴィシャル編のボス三人がアンデッドです。
基準は当人の発言とターンアンデッドが効くかどうかです。ヒースと死を喰らう男はターンアンデッド無効ですが、本人が不死だと自称しているので。
アンデッド族は元々は別の種族だった者(ヒースと仮面の導士、プチドラゾンビもそうか)が多いので、もしかしたら死を喰らう男やゾンビ達も元は人間か何かだったのかも知れません。
以下はゲーム中に登場する種族の名詞一覧です。
書籍にはもっと色々ありますが、ゲームのセリフにのみ登場したものを抜粋。
・人間
・獣人
・ネコ族
・エルフ
・ドワーフ
・コロボックル族
・魔族
・ドラゴン族
・アンデッド
・魔法生物
・精霊
こうして見ると様々ですね。
4-11 命中回避の話
回避率はステータス画面に表示されており、最大で60(こんごうの盾持ちデュラン)です。
高ければ高いほど敵の攻撃がMISS!になるはずです。
……が、ちょっと試してみた所、回避率55のデュランにLv4バットムの攻撃が20発中20発ヒットしました。
隣にいたアンジェラ(回避33)の方がちょくちょくかわしてました。
回避率は素早さと運のステータスに関係するらしいですが、アンジェよりデュランのが素早さが高い(運はほぼ同じ)わけですし、謎です。
続いて命中率の話。
低レベルでプレイしている際、こちらの攻撃がボス(特に中盤以降)には全然当たらなかったりします。
ステータス上には表示されず、一見無意味そうに見える命中率ですが、意外と地味に影響しているようです。
無意味なステータスではありませんが、これを実践に役立てる事は難しいでしょう。
影響しているとは言っても、実際に確率を計算する事はできません。
装備で数値を上昇させる事もできませんし、ボスが使うのは回避不可能攻撃ばかりです。
このために素早さや運を上げるなら他のステータスに振った方がよさそうですね。
ちなみに、敵の攻撃を受けた時のアクションは三つあります。
・通常の食らいアクション
・回転ジャンプ
・飛び上がって投擲と同じポーズをする
どれも攻撃を食らった時に見せる反応ですが、回避する時は大抵二番目と三番目のポーズを取ります。
なぜかホークアイは三番目のポーズが変です。足を上げるだけ。
二番目と三番目は攻撃後の硬直時には出ないので、見る機会は少ないかも知れません。
4-12 性格の話
とりあえずデュランから。
気が荒くて負けず嫌いで剣術大好き、何というか分かりやすい性格してます。
傭兵仲間には危険人物扱いされているそうですが、OPでのセリフを見るとフォルセナの人々には案外好かれているように見えます。
性格とは関係ありませんが、主人公の中で唯一、一般家庭で普通に育った少年です。
次アンジェラ。
ワガママで感情の起伏が激しいやきもち焼き。こちらもなかなか分かりやすいです。
かなり子供っぽい性格ですが、シャルへのセリフを見ると、パーティ最年長らしく面倒見はいいようです。
接頭語や敬称(要するに「お部屋」や「○○さん」など)を付ける事が多く、育ちの良さが窺えます。たまにガキとか言いますが。
ワガママながら、国の事は本当に大切に思っており、折に触れアルテナ兵達を気遣うようなセリフを言います。アルテナ民からも好かれているようです。
今度はケヴィン。
素直で優しく寡黙な性格です。戦闘では鬼のように強いですが、争いごとは嫌いです。
本人は「カールのおかげでこんな性格になった」と述べていますが、元から温和だったのでしょう。ビースト城の人々にも好かれているようです。
人嫌いと言うより人見知りの気があり、知らない人に対してはまごつきます。
自分の変身についてどう思っているかは謎ですが、案外本人も仲間も気にしていないのかも知れません。
ちなみに意外と怖がりらしいです。
シャルロットさん。
喜怒哀楽が激しく、背伸びしたがり。おしゃべりで毒舌でビビリ。そしてちょっとおバカ。いつでもどこでも三秒で寝ます。更に食いしん坊でもあります。
改めて書くと強烈です。いいキャラしてます。
こんな性格なので発言がとにかく面白く、固有セリフの量は全キャラ中NO.1です。
たまに言う事が辛辣なんですが、見た目のせいもあってかわいらしいもんですね。
ウェンデルの神官達からも可愛がられているそうです。
ホークアイ。
陽気で冗談好きで友達思い。しかも肝心な場面では大真面目で、空気の読める男です。
改めて書くと本当にいいやつですね。
反面と言うべきか、案外人の好き嫌いは激しいようです。マッドサイエンティストやら王族やらを蛇蝎のように嫌っています。
まあ身内だけに優しいと言うのもアウトローらしいですね。
最後にリース。
設定上は「気難しく頑固」なんですが、全くそんな風には見えません。
素直で親切、家族思い。がんばりやのしっかり者です。そして(シナリオ上あんまり見せませんが)元々はよく笑うおっとりした子です。
頭が固いわけでもなく、結構ノリも良いです。ジャド脱出時はかなり楽しそうに獣人兵をだましてます。幽霊船の時もノリノリです。
一方で、現実主義で落ち込みやすい性格でもあります。まあ境遇が境遇なんでアレですが。
しかし こういうのは書き手の色眼鏡が出ますね。
あまりアテになりません。あしからず。
コネタは以上です。いかがだったでしょうか。
なお、私が参考資料としているのはNTT出版の攻略本三冊、聖剣3プロローグのみですので、雑誌のスタッフインタビューなどでは違う設定が書かれているかも知れません。