縞庵の日記

セリフのブレとキャラの深みについて。
好きなDQ7と聖剣3の話を同列でしてます。
基本オリジナル版の話です。
また二時創作するオタク目線です。

聖剣3のスーファミ版って、容量の関係で共用セリフが多いです。
セリフ集 を見ると多分分かりやすいです。
アンジェラとリースが共用、男三人は性格全く違うけど基本共用です。
シャルロットは特殊な口調のためか、特有のセリフが非常に多いです。

……で、あんなにも性格の違う男達が同じセリフを口にすると、ものによっては違和感があります。
しかし、「こんな事も言うんだな」という良い意味でのゆらぎになるとも思うのです。
人間くささが出るというか。
これは違うな〜と言うのはちょっと置いておいたりもします。それは共用に限らずですが。

DQ7もセリフ集あります。
DQ7はシナリオライターがとても多いです。
堀井さんが担当しているのは序盤とエンディングくらいじゃないかと思っています。
(どこのセリフを書かれたのか本当に知りたいんですよね……)
語彙にクセのあるライターもおり、石版によってキャラがちょっと違ったりします。
そのブレに人間くささが出て好きです。
とにかく量が多いので、この感じ好きだな〜と思うところも多いです。

人間あんな長い旅で色んな所行って色々あったら、同じテンションや同じ口調で話すもんでもなくなると思います。
そうした所を勝手に考えつつ、ディレクターやメインライターが手掛けた部分を想像しつつ書くのが私の創作のやりかたです。

オリジナル版が好きなのは「そのゲームが完成して発売された時どんな設定としていたか」を考えるのが好きなんですよね。
様々な人や期日、リソースなどが関わってくる分ボツになったり変更したりがあると思うので、当時はどんなんだったのかな〜と考えるのが好きです。
考察と二時創作の一石二鳥です。
楽しいです。